日本の着物文化にあこがれる

日本政府観光局が公表した2014年の外国人訪問者数の統計によると、訪日韓国人観光客は前年比12%増の275万5300人となっている。韓国人の観光ビザが免除されて約260万人を記録した2007年を上回り、過去最多を記録した。これについて韓国メディアは、2013年から続いている円安で日本旅行が割安になっていることに加え、昨年10月に日本政府が外国人観光客の免税対象品目を拡大したことも要因の一つと分析している一方で、昨年韓国を訪問した日本人は229万7000人で、訪日した韓国人を下回った。これは6年ぶりのことだという

このような状況の中、今年の4月に日本を訪れた韓国人女性が、自身の京都での体験をネット上に綴り話題となっている。「ものすごく迷ったが、できなかったこと」があったという。それは以下のような内容だった。

旅行の2日目に木屋町通りに行ったこの女性は、「時間が止まったような伝統的な街」と感じ、その美しさに心を奪われたようだ「絵に描いたような美しい光景」と表現しているそんな中で、一際目を引いたのは、和服を着た若い女性たちだったという。この女性は「当然日本人だと思った」としているが中国語で会話をしている様子から、中国人女性と判断したようだ中でも「特にきれいな人がいた」とし、その女性の美しさについては、「桜の写真を撮っていた人々が一斉に彼女の写真を撮り始めた」ということだから、そうとう“眩しく”見えたということだろう

そんな彼女を見て触発されたのか、「和服を着てみたい」という気持ちが湧きあがってきたという。そこから、「プライドが許せない」「私は韓国人、侵略者である日本の着物を着るなんて…」「でも一度だけでも着てみたい、だって美しい」というような心の葛藤を書き綴っている。結局、「韓国人としてのアイデンティティを守る」「日本に魂を売ってはいけない」「和服より韓服の方が上」という理由で“納得”し、着物を着るのはやめたというこの女性、「その代わり、美しい着物を着ているきれいな今どきの中国人女性」たちの写真をたくさん撮ってきたとしている

このような韓国人女性の体験談に対して、韓国ネットユーザーは様々な見方をしているようだ。一部の意見を拾ってみる。

着物なんて着なくていい

桜の下でビールを飲むのは最高

京都の春はまるで絵のようにきれい

私も着物を着てみたい

「私も一度は着てみたいと思ったが、日本に魂を売るようでどうしてもレンタルできなかった」

女なら和服の誘惑を断るのは難しい

「韓国の桜もきれいだが、桜は日本で見るのが最高」

韓国で韓服をレンタルするとボロボロの時もあるが日本で貸してくれる着物は清潔で美しい。新品みたいだった」

「春は日本で桜。これに尽きる」

「韓国にもこういう文化があったらいいのに。韓国では結婚式でしか着られない」

日本ではお祭りの時にも着ている。着るチャンスが多くてうらやましい

「桜の花よりより美しい和服の女性

清水寺に行った時、着物を着ていた8割が中国人だった

一度ハマったら抜け出せない魅力がある

参考 FOCUS ASIA 2015.04.27

 

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