日本の特殊部隊→実はスゴい!

中国の軍事専門サイト、太行軍事網は25日、日本の自衛隊及び警察の特殊部隊を紹介する記事を発表した批判的な論調はなく、厳しい訓練や武器・装備の優秀さを強調した

記事は冒頭部分で、「日本は第二次世界大戦の敗戦国であり、軍事力を向上させる上で、多くの制限があった」、「特に特殊部隊の建設を知る人は、なおさら少ない。現在も特殊部隊の“看板を掲げる”部隊はない。しかし日本は近年、ひそかにさまざまな特殊部隊を建設した。その真相を知る人はまれだ」などと紹介。

日本の軍事力増強に対する警戒感は読み取れるが、特に批判したり非難する内容ではない。

記事は、自衛隊と警察の特殊部隊の計6種を紹介した。いずれも正式な部隊名ではなく、任務面で分類した。

同記事が取り上げたのは「地面特殊突撃隊(地上特殊突撃隊)」、「空降特殊突撃隊(空挺突撃隊)」、「離島警備部隊」、「海上特別警備部隊」、「反テロ特殊作戦部隊」、「日本警察特殊部隊」だ。

各特殊部隊の紹介文の分量はさまざまなだが、成立までの経緯や任務、訓練の厳しさ、武器・装備の優秀さを中心にまとめた。

取り上げられた「特殊部隊」の中で、中国に最も関係が強いのは「離島警備部隊」だ。沖縄諸島の一部である尖閣諸島の領有権を巡って日中両国は対立し、日本側の領海に中国の公船が意図に侵入し、航空機も出動させるなどの事態が続いているからだ。

「離島警備部隊」ついては、「九州南西部と沖縄の各島を“防御”するために、2002年に組織。人数は6000人の計画」、「大部分が士官と下士官で、兵士は少ない士官と下士官の比率は現在の自衛隊(全体)における比率をはるかに上回る。(離島警備部隊)隊員の資質とプロとしてのレベルは日本の軍事組織の中でもトップだ」と紹介した

上記紹介部分で“ ”を用いたのは、中国での報道などで常用される表現法で、「実際には正しい用語ではない」ことを示す。「離島警備部隊」は尖閣諸島も防衛も担当するはずだが、中国は同諸島を自国領と主張していることから、「防御という言い方は正しくない」との意を込めたと理解できる。

しかし、記述そのものに批判的な色合いはない。むしろ、当局または読者による「叱責」を避けるためだった可能性が高い。“防御”の範囲を「九州南西部と島」と書いていることは、中国の主張である「釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)は台湾周辺諸島の一部である」との主張と矛盾してしまうが、配慮は見られない。つまり、「釣魚島は自国領」との主張は特に意識せず、日本の特殊部隊を紹介することを目的に書いた文章と考えられる

参考 サーチナ 2014.12.28

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