日本のお茶→京都から各地へ?

お茶の木の源流も京にあり――京都府の研究チームが国内各地の茶のDNA型を分析し、「京都グループ」に分類されるものが多くあることがわかった茶は中国から伝わり、京都・宇治で確立された製造技術が各地に広まったとされるその技とともに茶の木そのものも、京都から各地に伝わった可能性が高いことが裏付けられた

京都府立大と府生物資源研究センターなどの研究チームが調査した。「あさひ」「成里乃(なりの)」など京都府内外のブランド品種や在来種など計115系統を対象に、茶葉の抽出液を使ってDNA型を分析。遺伝的に似通っているもの同士のグループに分けた

その結果、京都府内産のブランド品種が主体②京都府内産の在来種が主体③静岡を中心に国内で広く栽培されている「やぶきた」とその交配種④ウーロン茶など外国種の4グループに大別できた

府外の茶を詳しくみると、檜山(ひやま、秋田県)や西尾(愛知県)、足久保(あしくぼ、静岡県)など6産地の在来種6系統は、すべて①か②の京都グループ。サンプル数が少ないながらも、村上茶(新潟県)、朝比奈茶(静岡県)、嬉野(うれしの)茶(佐賀県)、球磨(くま)茶(熊本県)など23系統の在来種は一つを除いて京都グループだった

朝日新聞デジタル2016.05.18

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