強大な軍事力→強い指導者像を国民に

中国・北京で抗日戦争の勝利70年を記念する大規模な軍事パレードが行われました。北京から川崎浩司記者の報告です。

(川崎浩司記者報告)
(Q.今回の軍事パレードに込めた習近平国家主席の狙いは?
まず、国内向けには、「強い中国」をアピールして愛国心を鼓舞することが大きな狙いだったといえます軍事パレードは、テレビで中国全土に生中継されました。「世界の大国になった」と演説で強調した習主席は、強大な軍事力とそれを統率する自らの姿を国民にアピールしました「強い指導者像」を示すことで、自らトップに立つ共産党政権の求心力を高めたいという意図もうかがえます。一方で、習主席は「兵力を30万人減らす」とあえて世界の注目が集まる場で発表しました。中国の軍事力拡大を警戒するアメリカや周辺国など、国際社会の懸念を強く意識した発言だといえます。また、習主席は演説で日本の侵略戦争は批判しましたが、今の安倍政権については一切、言及しませんでした。今後の日中関係の改善を見据えて配慮した可能性もあります。

参考 テレビ朝日 2015.09.03

【関連する記事】