年末年始に欠かせない果物→みかん

この季節になると欠かせないのがみかん。「こたつにあるから手が出る」「寝そべりながら食べちゃう」などなど、つい手が出るという人もきっと多いと思います。
身近すぎてあまり注目されていませんが、実はみかんは「捨てるところがない」といわれるほどの可能性を秘めたスーパーフルーツなのです
そこで今回は知ってるようで意外に知らない「みかんの効用」についてお話しましょう。

◆疲労回復に便秘解消、美肌効果…いいことづくめ!
みかんの最大の特徴は、味の「酸っぱさ」と見た目の「オレンジ色」ですよね
「酸っぱさ」の正体は「クエン酸」。クエン酸は疲労回復効果だけでなく、便秘解消にもいいといわれています
また、「オレンジ色」を作り出しているのは「βクリプトキサンチン」という色素です。βクリプトキサンチンは身体のなかに入るとビタミンAに代わるので、美肌効果に優れた成分として知られています。それだけでなく、最近ではガンや骨粗鬆症の予防への効果も期待されています

◆せっせとサラダを食べるよりよっぽどいいかも!?
ビタミンCの多さにも注目したいところ。100gあたりで換算すると、なんとみかんには約35mgも含まれています
ビタミンCがいかにマルチな栄養素か、皆さんよく知っていますよね。免疫力を上げてくれるので風邪の対策になるのはもちろん、シミやしわを予防する美肌効果もあります
1日に必要なビタミンCを摂るなら、小さいミカンなら2~3個、大きいものなら1個で充分。3個食べてもご飯1杯よりもカロリーは少ないので、安心して食べられます。
ちなみにみかんのスジにはビタミンBやC、そして薄皮には食物繊維がたっぷり。食べるときにはなるべくスジを取らず、薄皮ごとモリモリ食べるのがおすすめです

◆冬特有の不調あれこれをやわらげてくれる
もうひとつ注目したい成分が「ヘスペリジン」という成分です。ヘスペリジンは別名「ビタミンP」といわれるポリフェノールの一種で、毛細血管を強化して血行を改善する働きがあります
冷え性、肩こり、肌あれなど、「ちょっとした不調」を改善するだけでなく、血圧を抑えたり、血管そのものを丈夫にしたり、というような、「健康を保つ効果」にも優れているのです

◆どうせ買うならおいしいみかんを手に入れよう
おいしいみかんを見分けるコツは、

・まん丸ではなくやや平べったい形をしていること
・オレンジ色が濃く均一であること
・皮の表面のツブツブが細かくて数も多い
ヘタが緑色をしていて枯れていないこと

…などなど。ちなみに少し前までは「大きいものより小さいみかんのほうがおいしい」といわれていましたが、今では大小に関係なく、味のいいみかんが出回っています。大きさにはあまりこだわらなくても大丈夫かもしれません

◆食べおわったあと皮を活用するのもカンタン
みかんの皮を干したものは「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれ、漢方薬として古くから民間療法に使われてきました。
民間療法というと面倒くさそうな気もしますが、陳皮の作り方はいたってカンタン。10個分くらいの皮を粗く刻んでザルに広げ、カラカラになるまで干すだけ。目安は1週間程度です。陳皮には、

陳皮を刻んだものにお湯を注ぎ、ハチミツを入れて飲むと風邪に効く
・うどんや鍋の薬味として使うと食欲不振に効果がある
・お風呂に入れると冷え性にいい

…などなどの活用法があります。
ちなみに皮を使うなら、ワックスがけをしてないものが欲しいですよね。でも最近では、国内産なら一部の早生みかんをのぞいてワックスがけはあまり行われていないようです。どうしても気になるという人は、買う前にお店の人に確認するといいでしょう。

◆体調をくずしがちな時期こそみかんを食べよう
いかがでしたか? どうせ食べるならダラダラ食べるより、「身体にも肌にもいいんだ!」と思いながら食べたほうがよりおいしく感じられるかもしれません。何かと忙しい時期ですが、みかんの力で元気に年末年始を乗り切りましょう

参考亜 Mocosuku編集部  2014.12.27

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