宦官制度を導入しなかった日本

中国ではこのところ、日本の社会や文化を解説する文章が多く発表されている。大手ポータルサイトの新浪網はこのほど「日本の古代宮廷はどうして宦官制度を設けなかったのか?」と題する文章を発表した

文章は中国で宦官が嫌われる理由を歴史ドラマなどで常に“悪役”であることを挙げた。文章はその一方で、史記を著述した前漢時代の司馬遷、紙の製法を確立した後漢の蔡倫、大艦隊を率いてアフリカにも到達した明代の鄭和を列記し、宦官にも歴史に貢献した人物がいたと指摘した。

日本が採用しなかった中国の制度や文化があることについては、「中国人よりも賢明だったとは限らず、取り入れるレベルに達していなかった可能性がある」との見方を示した上で日本が宦官制度を採り入れなかったことは「中国人は尊敬している」、「結果としてよかった」と主張した

文章は日本が宦官制度を採用しなかった理由としては仏教の影響で残酷なことを嫌った」可能性を指摘さらに日本人は「農作物の品種改良は大いに発達させたが、畜産業がほとんど存在しなかった」ため、去勢の知識も知らなかったことを挙げた

文章はさらに「三国志・魏志倭人伝」が、日本人について「その風俗、淫にあらず」と記述していることに注目し女性が「淫に堕する」ことがなかったので、「男性が嫉妬心に駆られ、他の男性を去勢してまでも(自らが支配する)女性の貞操を守る必要を感じなかったのではないか」との見方を示した

参考 サーチナ 2015.04.18

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