孤独死→身近に感じる45%

1人暮らしの高齢者の45%が孤独死を身近に感じている--。内閣府が65歳以上の約1500人に聞いた意識調査で、こんな傾向が浮かんだ。12日に閣議決定された2015年版の高齢社会白書に盛り込まれた。

調査は内閣府が昨年12月に面接で実施。対象とした1人暮らしの65歳以上2624人のうち1480人から回答を得た。

孤独死を身近に感じますか」と尋ねたところ、「感じる」は44・5%、「感じない」は52.1%だった

会話の頻度ごとに「感じる」割合をみると、「毎日話す」(818人)の中では38.2%だったが、「1週間に1~3回」(477人)では49.9%、「1カ月に1、2回」(93人)では63.4%を占めた。ただ「ほとんど話をしない」(91人)は下がって53.8%。

供の有無でみると、「いない人」(372人)の中で「感じる」は48.9%、「いる人」(1108人)では43.1%で、いない人の方の割合が比較的高かった。

年齢層ごとで、最も高かったのが「65~69歳」の48.7%年齢が高くなるにつれて「感じる」割合は低くなり、「80歳以上」は38.0%。男女や収入による差はあまりなかった

さらに、住宅の種類ごとの「感じる」割合は、最高が「賃貸の木造集合住宅」の54.2%で、最低は「持ち家の鉄筋集合住宅」の36.0%だった。

1人暮らしの高齢者は近年増えており、現在は推計600万人に上る。白書は1人暮らしの高齢者の生活を支えるために「地域活動を活性化させ、コミュニティーの再構築を促すべきだ」と報告している。

参考 毎日新聞 2015.06.12

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