妊活中のジョシ必見→無排卵月経とは

無排卵月経(生理)とはどのような原因で起こり、特徴的な症状はあるのでしょうか。詳しく解説します。

 

■無排卵月経(生理)とは

無排卵月経(生理)とは月経はあるのに排卵がない状態のことを言います毎月ちゃんと月経はあるのになかなか妊娠できないという場合は、無排卵月経の可能性も考えられます。これは、卵巣ホルモンが正常に機能しないために起こる現象ですが、主に下記のような症状で現れることがあります。

・生理周期が整わず、毎月ばらばら

・生理時の出血量が少ない、あるいは少量の出血がダラダラ続く

・生理中も低体温が続く

また、無排卵月経の場合は生理痛が軽い傾向にあると言います

 

■無排卵月経の原因

無排卵月経の主な原因としては視床下部・下垂体の機能異常によるホルモンバランスの乱れ、薬の副作用などが考えられています。特に、視床下部や脳下垂体はストレスなどの影響を受けやすいことから、このような要因からホルモンバランスが乱れ、無排卵月経を引き起こすことも少なくないとされます。また、過度のダイエットによる栄養不足も、無排卵月経の大きな原因となります。これは、このような体の状態で妊娠してはいけないと脳が判断し、妊娠できないよう排卵や月経を止めてしまうからです

上記の原因を含め、下記のようなタイプが無排卵月経を招きやすいとされています。

慢性的に強いストレスを感じている

・慢性的に睡眠不足である、あるいは寝る時間がばらばらである

・無理なダイエットをしている

・激しい運動をしている

・暴飲暴食をくり返している、あるいは食生活や食事の時間が乱れがちである

・ヘビースモーカーである

 

■無排卵月経の治療法

無排卵月経の治療には、いくつかの方法があります。主な治療法には、以下の3つをあげられます。

漢方薬による治療ホルモン分泌を担う「腎」の働きを補う薬(補腎薬)を中心に、さまざまな生薬を組み合わせて排卵できる体づくり(体質の改善)を目指します腎はホルモンバランスをコントロールする視床下部や脳下垂体、卵巣から分泌される一連のホルモンに関係するだけでなく、卵巣や子宮などの生殖器官のコントロールにも関与しているため、これを回復させることが無排卵月経の改善に効果的と考えられています

使われる補腎薬は腎虚タイプ(もともと腎が弱かったり、体に無理をさせることで弱まってしまったタイプ)、気血不足タイプ(気、血が足りていないことで、卵巣に十分な血液が送られていないタイプ)、ストレス過剰タイプなど、体質によって変わってきます

ピルなどのホルモン剤による治療ピルには2種類の女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロン類似ホルモンが含まれています血中のホルモンを増加させることで、ホルモンバランスを整えていきます。無排卵で月経不順がある場合は、ピルによって定期的に出血を起こさせた方がよいとされています。また、8日以上ダラダラと出血が続く場合も、貧血を招くことがあることから、ピルやホルモン剤の使用が推奨されています

排卵誘発剤による治療卵子が卵巣から排出されるのを促進させる薬を、排卵誘発剤と言います。体質の改善を目的とした漢方やピルなどと違って直接排卵を促す方法であるため、妊娠を希望している場合は初めからこの方法での治療が行われることが多いです。飲み薬により排卵を促す方法から始め、それでもだめな場合は、注射を使ってより強く卵巣を刺激することもあります。

たとえ今すぐの妊娠を望んでいない場合でも、無排卵月経と診断された場合は未来のことを考えて治療を始めることをおすすめします。治療方法は、自分の体質や状況と合ったものを選びましょう。

ヘルスケア大学2016.04.11

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