女性が抱える毛の悩み→多毛症と毛深い

夏が終わり、体毛の処理に時間をかけなくなった女性も多いでしょう。一方で、剃ったり抜いたりしても生えてくる毛にウンザリしている人もいるかもしれません。手足だけでなく、唇やおへその周りなど、女性ではあまり生えない部位まで濃い毛が生えているのなら、もしかすると多毛症の可能性があります

多毛症とはいったいどんな症状があるのでしょうか?また「毛深い」のとどう違うのでしょうか?

◆「多毛症」と「毛深い」の違いって?

身体に生えてくる毛には、色がうすく、やわらかくて短い、細い「軟毛(なんもう)」と、色が濃く、長く硬い「硬毛(こうもう)」の2種類があります。多毛症はこの軟毛が硬毛に変化することであり、「毛深い」と言われるように毛の数が増えることではありません

多毛症は女性や子どもに成人男性のような硬毛が生える状態をいいます軟毛は身体全体にはえている産毛のようなもの。硬毛は2種類あり、眉毛やまつ毛、陰毛など男女関係なく生えてくるものがひとつ、もうひとつは男性ホルモンの分泌によって生える、顔面(ひげ)や、胸、腹部、大腿部の内側の毛です。多毛症かどうかを見分けるには次の部位をチェックしましょう。

・唇や顎周り
・乳房周り
・へそ周り
・大腿部の内側

これらの部位に硬毛が生えているなら、多毛症の可能性があります

◆「多毛症」の原因とは

女性にみられる多毛症には主に3つの原因がありますひとつは男性ホルモンが人よりも多めにつくられることによる体質的なものふたつ目は卵巣や副腎の疾患です女性の多毛症の原因として多いのはこの疾患による「多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群」です。これは、女性の排卵が阻害され、月経異常や不妊を生じる病気です

また、全身投与する副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬のシクロスポリンなど薬剤によって多毛になることもあります毛の濃さには個人差があるため、これといって異常がなければ、体質であることが多いでしょう

◆気になる場合は脱毛を

体質による多毛は、男性ホルモンが関係しているといわれています場合によっては婦人科や皮膚科で処方される薬によって、改善することもできます。もっとも手っ取り早い方法は、脱毛や剃毛です最近では脱毛クリームも売られているので、自分に合ったものを選びましょう肌を傷つけることになりかねないので、脱毛や剃毛をする前後はよく保湿することも大切です

参考 Mocosuku編集部 2015.09.

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