女性がなりやすい→クモ膜下出血

40~50歳代の女性がなりやすいといわれる「クモ膜下出血」。働き盛りの女性にとって避けたい病気ですよね。でも、知っているようで実はよく知らないクモ膜下出血。さっそくこの病気について、おさらいしてみましょう。
脳を取り囲んでいる「くも膜」と脳の間に出血が起こった状態が「くも膜下出血」です脳を破壊して脳室内出血や脳内出血をともなったりもします頭部外傷によってくも膜下出血が起きる場合もありますが、脳の動脈の分岐部にできた動脈瘤の脳動脈瘤(コブ)が破裂することによって生じることがほとんどです。これを「非外傷性くも膜下出血」と呼びます

脳動脈瘤の成因にはいろいろな場合がありますが、一般的には、先天的に動脈分岐部の壁に弱い部分があると、加齢による動脈硬化や高血圧などがその部分に加わって、動脈瘤ができるとされています

 

「くも膜下出血」の症状や治療法は?

約30~50%の人が死亡するといわれるこの病気、いったん破裂してしまうと、かなり重篤な状態に陥ります。また、一度破裂した動脈瘤が再び出血して死に至るケースでは重い後遺症が残る可能性も高いと考えられています
再出血は発症から1日以内にピークを迎え、2週間以内に約20%が再出血するという統計もあります
また、くも膜下出血後に血管が縮んで細くなる脳血管攣縮(のうけっかんれんしゅく)という問題や、脳血管攣縮の程度が重くて脳梗塞になったり、非常に攣縮強くて脳死に至ったりする危険性もあります。さらに、怪我や病気で脳に損傷を受け、くも膜下出血を発症し、高次脳機能障害に至る場合もあります
治療法としては手術で開頭をし、破裂した脳動脈瘤の頚部に金属のクリップをかけ再破裂を予防するのがまず必要な処置となります。また、手術後には血管攣縮を防ぐための処置や薬剤の使用も行います

参考 Mocosuku Woman 2015.09.16

 

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