太陽光を利用した植物工場→魚津で岩崎さん

農地活用で地域貢献目指す

富士技研会長の岩崎孝司さん(68)=富山市粟島=は魚津市大光寺の実家の隣に植物工場を建て、野菜の生産を始めた太陽光を利用する植物工場は県内では珍しく、農地を有効活用し障害者・高齢者の働く機会を生み出すことなどで地域貢献したいと考えている。18日に竣工(しゅんこう)式を行う。

岩崎さんは昨年、魚津市の実家の田んぼを受け継いだ。近所の農家に委託しようかと考えたが、農家の高齢化が進んでいることから、農地として継続的に使い、低コストで管理する方法として植物工場を考案。新たに会社「富士ファーム」を設立して温室を建て、ことし6月に完成した。

岩崎さんによると、発光ダイオード(LED)を使う植物工場は電気代がかさむ太陽光を利用する場合はある程度の規模の土地が必要だが、コストを抑えられる利点がある

工場ではコマツナやフリルレタスなどを生産LEDを用いた苗テラスで芽が出るまで育てた後温室に運び、水耕栽培する水の温度を20度前後に保ち、年間を通じて生産できるコマツナの場合は年間で12回ほど収穫できる見込みだ味も好評だという
比較的簡単に、短時間で収穫できることから、将来的には市内の高齢者や障害者に働いてもらうことも考えている岩崎さんは「地道に顧客を増やしていきたい。耕作放棄地が増える中、農地の活用法として新たなモデルになれるといい」と話している

参考  北日本新聞社  2015.7月17日(金)

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