和牛・ブリなど関税撤廃ヘ→TPP

日米など12カ国が大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)では日本が輸出の重点品目と位置付ける牛肉、ブリなどの水産物、コメなどに対する関税の削減・撤廃が盛り込まれた
 政府が2020年に1兆円を目指す農林水産物・食品の輸出拡大にとって追い風となりそうだ
霜降りの「和牛」は米国などで人気が高い。TPPでは米国が、日本産牛肉にかけている現行26.4%の関税を段階的に減らし、15年目に撤廃する。それまでの間は無関税で受け入れる輸入枠を新設。無税枠は初年度が年間3000トンで、14年の日本産牛肉の対米輸出実績(153トン)の約20倍に相当するカナダやメキシコも日本産牛肉への関税の削減・撤廃に合意した
水産物ではベトナムが日本から輸入するブリ、サバ、サンマなどへの関税(現行11~15%)をTPP発効後即時に撤廃する。水産庁によると、ベトナムでは近年の日本食ブームもあり、養殖ブリの刺し身や照り焼きも食べられているという
海外での「和食文化」の普及に欠かせないコメやしょうゆについても、米国が関税の削減・撤廃を行うことが決まった国産日本酒に対する関税も米国やカナダではTPP発効後即時に撤廃され、将来的にはTPP加盟国全てで関税がなくなる方向だ

参考 時事通信 2015.010.07

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