原油相場→1バレル40ドル以下にも

原油相場は2008年の金融危機以降で最悪の下落に見舞われつつあり、メキシコ債務危機や旧ソ連の崩壊につながった約30年前の値下がりと同様の世界的なインパクトを及ぼす恐れがある

ロシアは、欧米の制裁で打撃を受ける経済の下支えにこれまでのような石油収入に頼ることはもはやできない

同様の制裁を受けているイランも、人口増に対応した補助金を減らす必要が生じる。

石油輸出国機構(OPEC)が先週、減産を見送り市場に価格設定を委ねる決定を下したことで、一部の専門家は原油価格は数十年ぶりに急降下すると指摘している

原油価格は今年に入って37%下落した理論的には、価格が既存の油井の通常の生産コストを下回るまでは、生産は継続され得る

英王立国際問題研究所(チャタムハウス)のエネルギー・環境・資源問題担当フェロー、ポール・スティーブンス氏によると、一部の米シェールオイル生産者の損益分岐点は1バレル当たり40ドル以下である可能性がある

また、国際エネルギー機関(IEA)の試算では、バッケン・シェールでの掘削事業の大半は同42ドルで採算が取れるという

参考 SankeiBiz  2014.12.02

 

【関連する記事】