南シナ海問題→韓国は中立を強調か

 韓国が敏感になっているのは「南シナ海」の問題です。南シナ海では、中国が造った人工島12カイリ内で米軍艦艇が巡視活動を行うなど米中の駆け引きが激しくなっています。そんななかで、日本がすでにアメリカの支持を明確にしていることから、「韓国は米中のどちらを支持しているのか」との選択を迫られる可能性があります。南北問題や経済の結び付きを考えれば、中国と敵対することに韓国は何一つメリットはありません。その一方で、同盟国のアメリカから「中国に傾斜しすぎ」との疑問の目で見られるようなことも避けたいわけです。大統領府関係者は、南シナ海の問題に対する立場について「平和と安定を脅かすいかなる行動も自制するよう望んでいる」と話していて、3カ国首脳会談でもこういった中国向けともアメリカ向けとも取れる表現で中立の立場を強調したい考えです。韓国は経済協力や北朝鮮の非核化など協力できる案件を中心議題にして、極力、対立構造を作らず、3年半ぶりとなる日中韓首脳会談を議長国の韓国が再び年に1回の定例開催に戻したという外交成果を国内外にアピールしたい狙いがあります

参考 テレビ朝日系ANN 2015.11.01

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