北京→長く住めば住むほど分からなくなる

シンガポール紙ストレート・タイムズ(電子版)は、北京の発展が外国人記者を困惑させていると報じた。27日付で環球時報が伝えた。

10年前に初めて中国を訪れた時は、公共の場で激しく罵り合う中国人が多いことに驚いたが、そのうち慣れてしまった列に並ばず横入りする人がいることにも驚かなくなった。タクシーの奪い合いでは中国人にかなわない。目の前で止まっても、どこからか突進してきた中国人に先に乗り込まれてしまう。北京は餃子のようだ。形は不格好だが、味は格別でいくらでも食べられる

先月、再び北京を訪れた中国のことはかなり理解していると自負していたが、見たこともない光景をたくさん目にした公共の場で激しい罵り合いは聞こえてこない。切符を買う人がきれいに行列している。エスカレーターでは右一列にそろい、左側がきれいに空けられていた。タクシーの奪い合いでは、「お先にどうぞ」と中国人に譲られた

高層ビルが立ち並ぶ北京は10年前よりさらに発達した。だが、食のコストパフォーマンスは落ちたちょっとした食事でも軽く50元(約960円)はとられる。北京は進歩したのか、それとも後退したのか?発達したのか、していないのか?10人の中国人に聞けば、恐らく11の答えが返ってくるだろう

中国滞在歴が長い外国人が以前、こう書いていた。「中国に住む時間が長くなればなるほど、中国のことが分からなくなってくる。私はもう少しこの『餃子』を噛みしめてみる必要があるようだ」。

参考 FOCUA ASIA 2015.04.28

 

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