前支局長出国禁止解除

韓国政府が14日、朴槿恵(パククネ)大統領に対する名誉毀損(きそん)の罪で公判中の加藤達也・産経新聞前ソウル支局長(48)に対する出国禁止措置を8か月ぶりに解除したのは、この問題がこれ以上こじれるのを避け、日本に関係改善へ向けたシグナルを送る狙いがあるとみられる

韓国政府関係者は14日、本紙に対し、「裁判で主要な争点についての審理が終わったため、司法当局が独自に解除を判断した。対日外交と人道問題への配慮もあっただろう」と語った。

加藤氏の出国禁止措置をめぐっては日韓外務当局の局長級協議や、昨年12月にソウルで行われた日韓次官級協議などで、日本側が解除を申し入れてきた韓国側は、「司法手続きの問題で外交懸案ではない」との立場を繰り返してきたが、報道の自由の観点から外国の報道団体からも批判が相次ぎ、「重荷」となっていた

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