健康的な生理の状態とは?

女性は年を重ねるぶん生理との付き合いも長くなるもの。生理前の症状や生理痛について、自分なりの解消法を心得ている人も多いでしょう。とはいえ、経血の状態は人と比べるものではないため、自分が正常かどうかなかなかわかりませんよね。「正常な生理」「健康な生理」とはどのような状態をいうのでしょうか?

■正常な生理周期とは

正常な生理周期は、25~38日周期ですが、この周期にずれがあっても予定日の2~5日程度なら正常だといわれています性周期が39日以上と長すぎる場合は、排卵されていない可能性があり不妊症や無月経の可能性がありますその場合はホルモン療法の必要がありますが、39日以上の周期であっても定期的な月経がみられ、正常に排卵が行われている場合は問題ありません

また、正常な生理周期であっても生理期間が2日以内で終わる場合は過短月経8日以上続く場合は過長月経の可能性があります無排卵月経や、子宮内膜症などの問題を抱えている可能性があるため、早めに産婦人科を受診しましょう

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■正常な経血の状態とは

●粘り気
正常な生理の場合経血にはかすかに粘り気があります

レバー状の塊やドロドロとした経血の場合は、子宮内膜に壊れた古い子宮内膜の一部が残っている可能性があり、新しい子宮内膜をつくる邪魔をしています受精卵が着床しにくく不妊に繋がる危険性もあるので気を付けましょう

また、ドロドロの経血は子宮筋腫や子宮内膜症、子宮ポリープなどが原因でも起こります。生活習慣を改善する必要があるでしょう。気になる場合は産婦人科で診てもらうと確実です。また、サラサラすぎる経血がいいというわけではありませんサラサラしていて水のような経血の場合は、血液量の不足、体調不良、不正出血の可能性があります

●色
正常な経血の場合、やや暗い赤色で、血液よりも濃い色をしています出血が多い火は鮮やかな赤色です薄いピンクや薄い茶色の経血の場合は、身体の血の量が不足しています栄養をしっかりととりましょう。また、どす黒い経血の場合は、身体が冷えていて血の巡りが悪くなっている可能性もあります

●量
経血量は50~140gが正常値です100gを超えると貧血傾向にありますが、年齢によっても経血の量は変わってきますもっとも経血量が多いのは20~30代前半で30代後半になると経血量が減り、期間も短くなります初潮を迎えたばかりの頃は経血量も安定せず、閉経近くになると生理周期も乱れやすくなります

1回の生理に使うナプキンの量は、平均で20枚。5日間で終わる生理の場合、1日あたり5枚使用することになります。とはいえ経血量には個人差があるため、もっと多く使用している人もいるようです

自分の生理を振り返ってみていかがだったでしょうか?経血で自身の身体の状態がわかることもあります。その都度チェックして、健康的な生理を心がけたいですね。監修:岡本良平(医師)

参考 Mocosuku編集部  2015.12.05

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