健康効果がアップする→干し野菜

いろんな野菜を天日に干して保存する「干し野菜」が静かなブームを呼んでいるそうです干し野菜は、余った野菜の保存に適しているだけでなく、旨みや甘みが増したり、健康効果がアップしたりと、身体にうれしいことづくめ。ここでは、干し野菜の簡単な作り方と、さまざまなメリットについて解説します。

◆日本の伝統食材「乾物」は栄養素の宝庫
干した野菜といってまず思い浮かぶのは、切り干し大根や干しシイタケといった乾物(かんぶつ)でしょうこれら乾物には、健康な骨をつくるのに必要なマグネシウムが多く含まれています
たとえば、干しシイタケは生のシイタケの7.8倍、切り干し大根は生の大根の17倍ものマグネシウムを含んでいるのだそうです
また、干した野菜は、同じ量の生野菜に比べて食物繊維やカルシウムなども豊富。これは、天日に干すことで水分が抜て凝縮されるためで、少ない量でも効率よく栄養が摂れるところがうれしいですね
手軽に自作できる干し野菜では「乾燥ショウガ」があります。生のショウガにくらべて体を芯から温める効果にすぐれていることで注目を集めています

◆手軽で簡単な干し野菜の作り方
干し野菜は、さまざまな野菜やキノコ類で作ることができますが、基本的な作り方は同じです野菜をザルやネットに入れて、ベランダや出窓、庭など日の当たる場所で干すだけ。最近は100円ショップなどにも干し野菜用のネットを売っているので、それらを使うと虫や鳥から野菜をガードできて便利です。

下ごしらえとしては、野菜を水でよく洗って、干しやすい大きさ・薄さに野菜をカット、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ればOKです。天日に干すと大きさはかなり縮むので、野菜はあまり小さく切らなくても大丈夫です
干す期間は、野菜の種類よっても違いますが、ショウガなどの小さく乾燥しやすいものなら晴れた日の屋外で丸1日、大きめの野菜の場合は天日で3日ぐらい干しましょう。天日干しにベストな時間帯は日が高くなる10~15時ぐらい。夕方には室内に取り込むようにしましょう。
また、天気がよくない場合や、室内に干す場合は1週間ぐらいが完全乾燥の目安です。野菜の乾燥具合を見ながら、お好みの干し具合に調節しましょう。湿気の多い時期にはくれぐれもカビの発生にご注意を。

◆どんな料理に使える?
完成した干し野菜は、スープやお吸い物、煮物、炊き込みご飯、チャーハンなど、ダシをとったり具材にしたりと、いろいろなお料理に使っておいしくいただくことができます。生野菜とはひと味違う甘さや旨みが出るのも楽しいですね

保存できる期間は、完全に乾燥させたもので3週間ぐらいが目安です。食べきれない場合はチャック式のビニールなどに入れて、冷凍保存することもできます。乾燥が充分でない場合は冷蔵庫に保存し数日以内に食べましょう。

空気が乾燥する秋・冬は干し野菜づくりに最適な季節
簡単で身体にやさしい保存食の自作にぜひチャレンジしてみてください。

参考 Mocosuku編集部 2015.01.16

【関連する記事】