倒壊の恐れ→熊本八代、核店舗消える

鶴屋百貨店(熊本市)は、熊本地震の影響で休業している熊本県八代市本町の「八代生活彩館」の閉店を決めた市中心部の「本町2丁目商店街」の核店舗店が入居するビルを所有する同商店街振興組合の〆(しめ)一仁理事長(60)は「大きな地震が再び来た場合は倒壊の恐れがあり、やむを得ない」と厳しい表情で語った

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組合によると、ビルは築約40年の5階建て。同店は1990年に1、2階に入居して開業した。食料品や婦人服などを扱い、市民に親しまれてきた。

 地震でビルの柱や壁にひびが入り、4月15日から休業。専門家の診断を受け、「このままでは建物の安全性が確保できない」と組合から鶴屋側に伝えたという

市中心部は市役所本庁舎も損壊して窓口業務ができず、市民の足が遠のいている〆理事長は「厳しい状況を逆に好機と捉えるしかない資金面はこれからだが、併設の駐車場部分も含め、ビルを建て替えて商店街の再生を期したい」と話す

鶴屋は、同店から約2・5キロ東の国道3号沿いにギフトや衣料中心の「八代店」があり、「生活彩館の一部商品は八代店で扱い、できる限り地元ニーズに応えたい」(同百貨店業務部)としている。

鶴屋は、休業している熊本市の本館について、食料品売り場など一部の営業を14日から再開する。

=2016/05/12付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞2016.05.12

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