保育士がしているアルバイト→ランキング

以前「保育士になって後悔したことランキング」1位は驚きのアレ!で保育士の心の中をのぞき見しましたが、今回はお財布の中をのぞき見!

子どもたちが登園する前から朝の準備をし、降園後は掃除や片付け、保育士同士の連絡事項や、はたまた園の行事準備など……チラッと垣間見るだけでも労働時間が長い気がしていしまうのは私だけでしょうか!? でも保育士が高給取りだなんて聞いたこともないし……。

ということで、保育士や幼稚園教諭の人材紹介サービス「保育のお仕事」を展開する、株式会社ウェルクスが保育士たち128人にお財布事情を調査。

まずは「保育士をしながら夜間や休日にほかの仕事をした経験はありますか」のアンケート結果から。なんと、約半数以上の54.7%の人が「ある」と答えました!

見てるだけでも大変そうな保育士の仕事をしながら、ほかにも仕事を掛け持つ人が半数以上なんて本当? いったいどんな副業をしているのでしょうか??

保育士のダブルワーク、どんな職種で働いているのか調査しました。

「副業の職種は?」
1位「居酒屋など飲食店」39.6%
2位「本業以外の保育関連業務」11.3%
3位「塾やホビースクールの講師」7.5%
4位「ネットビジネス」7.5%
5位「接客、販売」7.5%
6位「コンビニエンスストア」5.7%
7位「事務」5.7%
8位「工場、倉庫内作業」5.7%
9位「新聞配達」3.8%
10位「警備」1.9%
11位「内職」1.9%

1位の「居酒屋などの飲食店」をしている人からはこんな声が。

「居酒屋は時間も遅く、夜間や休日など保育士以外の空いている時間帯にハマる」(20代女性)
本業と両立ができなくなったときに、そこまで責任もなく辞めやすいから」(30代女性)

また2、3、7位(本業以外の保育関連業務、塾やホビースクールの講師、事務)の人は
「本業とかけ離れていなく、なんとなく本業の延長のような感覚でできる」(20代女性)
園以外の保育関連の仕事をすると気づきもあり本業に厚みが出る」(40代女性)

4、8、11位(ネットビジネス、工場・倉庫内作業、内職)の人の声は
「保育者同士の目はもちろん、保護者に副業の場で会ってしまうと気まずいので家の中でできるネットビジネスを選択」(30代男性)
「内緒で副業をしているので人目に触れないように配慮をしています」(30代女性)
などなど、副業の選び方も理由もいろいろなんですね。

いろんな環境で保育士さんが始める副業ですが、実際のところ何が大変なのでしょうか? ダブルワークの本音を聞きました。

副業を始めてみたものの「本業との両立のうえでどんな点が最も大変だったか」のアンケート結果がコチラ。

「本業との両立のうえでどんな点が最も大変だったか
1位「体力面、肉体的疲労」28.3%
2位「睡眠時間の確保」16.7%
3位「プライベートの時間の確保」15%
4位「職場や家族に隠すこと」15%
5位「シフトの調整」6.7%
6位「精神的疲労」5.7%
7位「税務上の手続き」3.8%

想像はしていましたがやっぱり1、2位は「体がもたない」という結果に。

本業の保育士でわんぱく園児を相手に走ったり抱っこしたり、足で稼ぐ営業サラリーマンのパパよりもむしろ全身運動で働いているのに、体に鞭を打って副業をする人が半数もいるのはなぜでしょう?

その原因はやはりお給料。平成25年の保育士全体の平均年収は310万円、平均月給は21万円すべての職業の平均より、年収で100万円、月収だと10万円も少なくなっているとの報告が。また私立や非常勤の場合はこの平均額から下回ることも多いとか。保育士のお財布事情は困窮状態!

子どもが好きで、保育士になったけど、実は相当の肉体労働と、処遇の悪さから生活のために副業を行うという現実……。私の子どもが通う園でも、ほとんどが実家暮らしの保育士さん。近県から通ってる人がいるのも思い出しました。ツライ経済状況の中でも、副業をしてまでも保育士を続ける芯の強さに心が打たれますね

せめて彼・彼女たちにとって子どもたちの笑顔が癒しになっていますように。子どもにも「ちゃんと先生にありがとうって言おうね」と再確認させなくては!

参考 ネタりか 2015.07.11

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