今後、日本は「おひとりさま」主役の社会

2010年、日本の世帯数は、夫婦と子供からなる世帯すうよりも、一人暮らし世帯の数がおおくなりました。

夫婦とこどもからなる世帯数が1447万世帯に対して、一人暮らし世帯は1678万世帯です。

今後、一人暮らし世帯はさらに増えて、2030年をすぎると1800万世帯以上になります。2035年には、夫婦と子供からなる世帯は1150万世帯まで減り、一人暮らし世帯の6割ていどになってしまいます。社会の単位が核家族ではなく、一人暮らしになるということです

一人暮らし世帯が増えた理由は、若い世代での一人暮らしの増加ではありません。死別や離別にともなう高齢者の独り暮らしがふえていることによります。

1985年の独り暮らし世帯は大半が20代で占められていましたが、2010年は30代も多いし、60代も70代もふえています。さらに、2035年になると、なんと85歳以上が最も多くなり、211万世帯になります。ここに団塊の世代が含まれます。

1985年には85歳以上の独り暮らしは4万世帯しかありませんでしたから、これは大変な増え方です。また、55~64歳の独り暮らしも約218万世帯にふえますが、これは団塊ジュニアです。

また、死別・離別者数は45歳以上で355万人以上ふえます。 これも、一人暮らしが増加する要因です。

今後の日本は中高年の「おひとりさま」が主役の社会になります。その中心が団塊世代であり、次が団塊ジュニア世代です。

参考

データーでわかる団塊の財布・ジュニアの財布

著者 三浦展

発刊 株式会社 洋泉社

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