今年の訪日客→早くも1500万人

観光庁の田村明比古長官は21日の記者会見で、今年の訪日外国人数(推計値)が10月9日時点の累計で1505万1800人に達したことを明らかにした。1~9月の累計は前年同期比48.8%増の1448万7600人。これまでの年間最高だった2014年の通年実績(1341万3467人)を早くも上回り、3年連続で過去最高を更新した観光庁は今年の年間訪日客数が1900万人に届くとみている
円安や訪日ビザ(査証)発給要件の緩和などを背景にアジアを中心に訪日旅行ブームが続いている中国の景気減速が指摘されるが、9月も同国からの客足に衰えは見られなかった
観光庁によると、1~9月の訪日客が買い物や宿泊などに使った旅行消費額(推計)は、前年同期比77.0%増の2兆5967億円に上り、14年の通年実績(2兆278億円)を既に上回った田村長官は今年の旅行消費額について「年間で3兆円を超える」との見通しを示した。国・地域別の訪日客1人当たり平均消費額は中国が28万1000円と最も多かった
日本政府観光局が21日発表した9月の訪日客数は前年同月比46.7%増の161万2300人だった。国・地域別では、中国が2倍の49万1200人と最も多く、次いで台湾が37.2%増の30万2900人、韓国が38.6%増の30万1700人、香港が64.9%増の11万5200人だった。米国は10.1%増の7万6300人、オーストラリアが13.3%増の3万4700人で、東アジアだけでなく、欧米やオセアニアからも順調に増えた

参考 時事通信 2015.10.21

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