二世帯同居のメリットとデメリット

二世帯同居のメリット

同居のメリットを「日常での協力・何かあったら協力・経済面・精神面」の4つに分けて紹介します。

<日常での協力>
同居によって家事・育児がお互いに協力でき、さらに介護の面でも子世帯が親世帯をサポートすることができます

<何かあったら協力>
やむを得ず、幼い子供だけで留守番させなければならない時にも、親世帯の協力があれば安心です。また、二世帯そろって留守になることは少ないため、防犯にもつながります。

<経済面>
二世帯住宅にすることで、世帯ごとにかかる建築費用は削減しやすくなります。また、両世帯で夕食を共にしたり、子世帯の親の留守中には子供を親世帯の家に預けたりすることで、生活費や光熱費も、単世帯に比べ節約しやすくなります

<精神面>
そばに頼れる身内がいる安心感に加え、孫と祖父母が触れ合うことで、孫の成長や祖父母の生活の張り合いにもつながります。

二世帯同居のデメリット

世帯間の価値観の違いや、生活リズムの違いから、やはりお互いにストレスが発生する可能性もあります。しかし予め二世帯同居の「デメリット」も知っておけば、対策を立てることもできます

新しく家族に加わる人の文化の違い
親世帯と子世帯では、成長してきた時代背景、社会感覚などが異なり、価値観や意識、ライフスタイルにも開きが生じます。そのため、料理の作り方や味付け、掃除や洗濯の方法などの違いでトラブルになる場合があります。はじめは小さな不満でも、それが積もり積もって、いわゆる嫁姑の問題に発展しかねません。

生活リズムが違う
たとえば、子育て真っ最中で働きざかりの子世帯と、熟年を迎えた親世帯では、生活のリズムが合わず、ストレスになる場合もあります。

親子のきずなの強さが問題になる
親子は血でつながっていますが、夫婦はもともと他人同士です。特に母親は、息子かわいさのあまり、子世帯に干渉してしまう場合もあります。

精神面におけるプライバシーの確保
両世帯で共用するスペースの多い従来の融合型の同居では、家族ひとりひとりが自分の時間や空間を確保することが難しく、プライバシーを確保しにくい場合があります

良かれと思ってやったことでも

たとえば、共働きの子世帯夫婦が、朝食の食器を洗わず出掛けていき、それに気づいたお姑さんが、親切心から食器を洗ってあげたとしたら・・・。以後、子世帯の奥様はそれを気にして「必ず食器を洗ってから」でないと、出掛けられなくなってしまいます。

良かれと思ってやったことであっても、相手の世帯が実際どう感じるか、というのはまた別の話であり、とはいえ、見てしまった上で「手を出さない」、「口を出さない」というのも非常に難しいものです。こういった事態を避けるためには、そもそも「見えない」ようにすることも有効です。たとえば、親世帯と子世帯の家事空間をきっちりと分けるといった工夫も良いでしょう

ロングライフ住宅 へーベルハウス2016.05.09

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