中年男性が社内不倫に走るワケ

不倫は長く会社にいたら自然とハマってしまうもの」と指摘するのは、企業の内情に詳しい人事戦略コンサルタントの松本敏明氏。

若手社員が社内恋愛・結婚に至るのは、同期の存在や、社内サークルが充実している会社ならば自然なこと。ただ、中年になり、立場や責任も増えたにも関わらず不倫に手を出してしまうのは、企業という構造上しかたないことです

 たとえば早くから結婚、順調に昇格してきたサラリーマン。一見、不倫は不要に思えるが……。

「中年になって不倫に走るのは、管理職デビュータイプ。男としてすべてを勝ち取った気になった人ですこれまでは不倫は未経験だったのに、途端に女性部下に手を出してしまいます。社外で探せばいいのですが、そんな時間はない。役職があれば、威厳もできて部下をコントロールできるし、経費もある程度使える立場にある。これを悪用して、経理部から発覚してしまうケースがとても多いです」

さらに、面接の際も自分がタイプのコを採用したり、お気に入りの部下にえこひいきもする。無自覚で行っていることが多いとか

一方では、管理職になれなくても部下に仕事が振れるようになった暇な中高年社員も不倫に手を染めてしまうのが、“暇すぎて魔が差したタイプ”。ここにも男としての承認欲求があるのです。しかも、『こいつには手を出してもいい』と嗅ぎ分けているので、相手は若かったり、美人だったりしなくてもいいのです。おまけに、本人たちからすれば、社外の不倫相手をつくって、わざわざ逢瀬をするよりも、仕事で毎日顔を合わせて生きるモチベーションを上げたほうがずっと楽なのですだから社内不倫はなくならないのです

週刊SPA!6月7日号では「一流企業の社内恋愛&不倫バラします」という特集を組んでいる。接触頻度が高ければ高いほど、男女は結ばれやすいのか……? ぜひ確認してほしい。〈取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/岡崎隆夫〉

週刊SPA!2016.05.31

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