中国経済→外資を引き寄せる力を失った

中国メディアの百度百家は3日、上海金融与法律研究院の聶日明氏によるコラムを掲載し、近年の中国では外資メーカーの撤退が相次いでいることを指摘し、外資メーカーの撤退の理由を考察する記事を掲載した

記事はまず中国における製造業の生産コストが上昇していることを指摘し、土地取得のコストが上昇し、環境保護に対する要求が厳しくなっていると紹介外資メーカーにとって中国に投資するうえでの収益率が低下し続けているとし、金融危機発生後、人件費が減少している国が多いなかで中国の人件費は上昇したと指摘した

また、中国の通貨・人民元は2012年から多くの通貨に対して上昇していると伝え、特に日本円に対しては60%以上も上昇したと指摘。同時に、労働力の質はさほど変化していないにもかかわらず、人件費が急増したとし、為替変動もあいまって企業にとってのコスト負担が増していることを指摘した

さらに記事は、企業が負担すべき社会保障費のコストが企業にとって極めて重い負担になっていると伝え、中国の中小メーカーが倒産するうえでもっとも大きな要因の1つだと指摘した

続けて、中国政府はマクロ経済に対して強く干渉し、景気循環による調整を阻害し続けてきたと指摘、その結果として労働力や土地価格の調整ができず、中国経済は海外資本を引き寄せる力を削がれたと分析。結果として、これが外資メーカーが中国から撤退している理由だと論じた

参考 サーチナ 2015.04.08

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