中国株→政府は国民の信頼を失う

韓国メディア・朝鮮日報の中国語版は10日、値動きの変動幅が大きくなり、急騰と急落を繰り返す中国の株式市場が世界経済に不安をもたらしているとし中国株急落における最大の問題は「過去数十年間にわたって中国の経済発展を導いてきた中国政府が中国国民の信頼を失うこと」と伝えた

記事は、中国株式市場は6月中旬まで世界でもっとも上昇率の高い市場だったとし、2014年6月から1年間で上海総合指数は2倍以上に上昇したと伝え多くの個人投資家に富をもたらしたと紹介

一方で、15年6月以降は上海総合指数がわずか3週間で30%以上も急落し、大混乱を招いたと指摘9日には上海総合指数が大幅に反発し、10日も午前の取引は大幅に上昇しているものの、「株価急落に対して中国政府は下支え策を打ち出しており再び株価が急落するようなことがあれば、さらに下支え策を打ち出すだろう」とし、“モグラ叩きゲーム”のような局面を迎えていると指摘した

さらに、世界の金融市場ではギリシャの債務危機よりも中国株式市場の動揺のほうが影響は大きいとし、中国株式市場の値動きが日本や韓国、米国の株式市場を左右していると伝えた。また、フランスの大手金融機関ソシエテ・ジェネラルの予測を引用し、「中国の株価急落は中国の国内総生産を最大で1%押し下げる可能性もある」と伝え中国は資源輸入大国であるため、中国株の急落はコモディティ(商品)に波及することを恐れる声があるとした

また記事は、中国には約9000万人の個人投資家がおり、うち3分の2の学歴は高卒以下であると指摘。さらに米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を引用し、中国では農民が仕事を放棄し、借金をして株式投資をしていると紹介。さらに、中国株急落における最大の問題は「過去数十年間にわたって中国の経済発展を導いてきた中国政府が中国国民の信頼を失うこと」と伝えた

参考 サーチナ 2015.07.11

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