中国当局の監視カメラ→2000万台超す

中国国内の監視カメラの数が2000万台を超えました。これは、人口70人につき、カメラが1台ある計算になりますますます強化される中国当局の監視ですが、それは国民だけではなく、外国人にも向けられています

毎日のように中国から伝えられる監視カメラが捉えた事件や事故の生々しい映像。全土で2000万台を超えたという監視カメラ大国・中国。一体、どれほど市民生活に溶け込んでいるのでしょうか

自宅からTBS北京支局までの距離はおよそ4キロ。わずか4キロの直線距離で目についた監視カメラの数は、なんと500個実に10メートルに1つ以上の割合です

「私たちのためみんなのためです。(監視カメラが多いのは)理解できますよ」

中国の監視社会、それは上海でも・・・。上海市内にある日本人がたくさん住む地区ですが、監視カメラは20メートル間隔で設置されています。

本当に至る所についてますよ。道路とかもそうだし」(日本人男性)

監視の目を張りめぐらせる中国。専門家は、習近平政権の危機感の表れだろうと指摘します

中国は格差社会というのを抱え込んでしまったので、その中で起こる矛盾とか報復社会とかそう言われる社会の攻撃が非常に強いので、そういったものを防ぐという意味がある」(拓殖大学 富坂聰教授)

強まる監視体制それを象徴するのが反スパイ法です反スパイ法は去年11月、共産党一党支配体制を揺るがしかねない西側の価値観を警戒する中国が、スパイの取締りを強化するため施行しました。こうした中、今年6月、上海で50代の日本人女性がスパイ行為の疑いがかけられ拘束されるなど、今年に入り4人の日本人が逮捕・拘束されています。中国に滞在する日本人の間にも動揺が広がっています

「何が(スパイ行為と)解釈されて、いつ、自分の身に起こるか考えると不安」(日本人女性)

反スパイ法の背景には、取締りが合法であることを内外に示す中国側の狙いがあるとみられていますが、適用の曖昧さはぬぐえません
「中国がスパイ行為とみなしたら違法になる法律なので、かなり広範囲に網が広げられるものになってます。明らかに軍のものだと分かるような建物とか飛行機とかにカメラを向けるのはやめた方がいい

参考 TBS系 JNN 2015.10.15

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