中国大気汚染の犯人→燻製ベーコン

四川料理で有名な中国・四川省には、冬にベーコンを薫製にして味わう伝統があるその自家製薫製ベーコンが今、当局から目の敵にされている。最近の大気汚染の原因になっているというのだ

四川省の環境監視センターによると、同州北東部の達州市は今月初め以降、深刻な大気汚染に見舞われている

国営新華社通信によると、達州市の環境保護局はこの大気汚染について、住民が作る薫製ベーコンが原因との考えを示した

四川省に近い重慶市でも同じような見方が出ている。重慶晩報は大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が最近、急激に上昇していると指摘。その原因は冬の伝統であるベーコンの薫製だと述べた

一方、そうした見方に懐疑的な声もある。

重慶を拠点とする社会福祉団体、巴渝公益事業発展中心(バユNPOデベロップメントセンター)のジェン・チェン所長は、重慶晩報の報道の中で、ベーコンの薫製が大気汚染の原因になり得るとしても、大気に「重大な悪影響」を及ぼす可能性は低いと指摘。ましてやPM2.5の濃度への影響は軽微だとの見方を示した

 

参考 ウォールストリートジャーナル 2015.01.23

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