中国危機→インドは笑い、韓国は泣く (Ⅱ)

――中国経済はどの程度まで悪くなるだろうか

「韓国など中国市場に依存度が大きい国の経営者は中国発の世界的低迷を念頭に置かなければならない。これは婉曲に言った言葉だ。内心私は中国のせいで30年代式の危機が起きると考えている

――とても悲観的だ。あなたが羊飼い少年と呼ばれているという事実を知っているか。

「(げらげら笑い)よく知っている。危機が実際に起きる時期を正確に予測するのは不可能だ。ただしいま起きている現実を見よう。実際の成長率が中国政府の公式成長率(7%台)よりはるかに低いというのが定説だ

――危機の瞬間周辺国はどうなるだろうか。

「勝者と敗者が明確に分かれるだろう。韓国と台湾、香港、ブラジルなどは深刻な打撃を受けかねないこれに対しインド、メキシコ、ベトナムは中国危機のために利益を得る国々だ危機の瞬間中国を離脱した企業がインドとメキシコなどに行く可能性があるからだ

チャン氏の両親は中国江蘇省出身だ。彼は中国系では珍しい中国悲観論者ということだ。彼の予測が的中すれば彼はウォール街の人たちが言う「ドクター・ドゥーム」の隊列に上がる。元祖ドクター・ドゥームは1929年の大暴落を予測したロジャー・バブソンだ。また、メリルリンチ設立者であるチャールズ・メリルも大恐慌を予想して株式を処分し財産を守った。このほか97年のアジア金融危機を警告した投資家のマーク・ファーバーも忘れてはならないドクター・ドゥームだ。

――中国政府が破局を防ぐために必死に動いている。

市場にとても介入している。トウ小平以降着実に推進してきた市場化政策の後退だ負債が不健全化すれば政府が救済金融を投じる態勢だ

――そのため現在負債バブルは心配ないという専門家が多い。

現在国内総生産(GDP)の2倍を超える負債を中国政府が抱え込めば財政状態はギリシャのように悪くなる不良債権問題が財政危機に伝染しかねない。これもまた危機だ」。

参考  中央日報 2015.09.23

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