中国人識者→北が崩壊すると中国も溺れる

 中国人民大学国際関係学科の成暁河教授(50)は2月16日、本紙とのインタビューで「国連安保理には中国も参加しているが、今回は北朝鮮に対して以前よりも強くかつ厳しい制裁を採択すると思う」とした上で「中国は安保理の新しい決議を守るための行動を起こすだろう」と述べた

 成氏は「中国の王毅外相は先日海外メディアとのインタビューに応じた際、核実験と長距離弾道ミサイルの発射実験を強行する北朝鮮について『代償を支払うようになる』と発言した」「これはこれまでになかった強い表現であり、(北朝鮮に対する制裁について)中国の考え方が変わったことを意味する」との見方を示した

成氏は「中国が独自の制裁に乗り出す可能性も排除できない」とする一方で「安保理がこれまで以上に厳しい制裁を採択すれば、中国がやるべきこともそれだけ多くなるため、今すぐには(独自制裁は)難しいだろう」とも予想した。ただし北朝鮮にとって打撃どころか致命傷になりかねない援助や貿易の中断については「難しい」とした上で、その理由について「北朝鮮と石炭や鉄鉱石などの取引を行う外国企業はほとんどが中国企業だそのため(北朝鮮への制裁が厳しくなれば)中国企業にもそれに伴って巨額の損失が発生する。米国や韓国の政府がこの損害を補填(ほてん)してくれるのか」などと説明し、疑問を呈した

 成氏は北朝鮮への制裁に対する中国の考え方について「深水区(水深が深い場所)」という言葉で表現した。厳しい制裁で北朝鮮が崩壊すれば、中国は水に溺れるのと同じような危険にさらされるため「石橋もたたいて渡るものだ」と比喩した

朝鮮日報日本語版  2016.03.03
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