中国人が済州島に大挙襲来→運転免許証

2015年7月20日、新華社によると、韓国の運転免許試験が2011年に「目をつぶっていても合格できる」と称されるほど簡素化されたことを受けて、中国人が次々と韓国・済州島に押し寄せている

韓国では2011年に運転免許試験制度が簡素化された教習所で5時間の理論学習と2時間の技能、6時間の路上練習を受け、その後の路上試験に合格すれば取得できる場内での技能試験項目も大幅に減り、「目をつぶっていても合格できる」と称されるほどだ

中国で運転免許を取得する場合3780~4320元(約7万5000~8万6000円)の費用がかかる北京などの大都市では5400元(約10万8000円)を超える場合もある済州島ではその半額の費用で、しかも数日で取得可能だ

韓国政府の統計によると、済州島で運転免許を取得した中国人は、2010年の68人から14年には991人へと急増している。今年も5月までに外国人1093人に運転免許が交付されたが、その9割を中国人が占めた

こうした商機に目を付け、運転免許の取得と観光とを兼ねるパッケージツアーも登場済州島内の運転教習所では、中国語通訳を雇用する所も複数現れている。「基礎ゼロ、プレッシャーゼロ、3日間の教習+試験、中国語受験、翌日交付、合格率98%」などのコピーが目を引き付けている

一方で、韓国内では、韓国の運転免許証の国際的な信用度を落とすものだとして、政府に対し、運転免許制度の強化を求める声も出ている

中国政府は昨年12月、韓国側に対し、「短期滞在する中国人の韓国での免許取得を禁止してほしい」と要請しただが韓国の警察当局は「現行法上、外国人短期滞在者の免許取得を禁止するのは難しい」と返答している

韓国では、11年6月の運転免許試験制度の簡素化で交通事故が増えるとの懸念もあった。だが簡素化後の1年間で、運転免許新規取得者1万人当たりの交通事故発生件数は61.45件であり、簡素化前の79.6件から22.8%減少している

参考 REcord China  2015.07.21

 

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