中国人→年60万人が過労死

2015年10月8日、中国・環球網によると、6日付の英紙ガーディアンは「中国人はどれだけ働くのか」と題する記事を掲載した。

英国のジェレミー・ハント保健相が与党・保守党の党大会で「英国人は(勤勉に働く)中国人を見習うべきだ」と発言して波紋を呼んでいる。中国人は実際のところ、どれだけ働いているのだろうか。

ある研究者が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに明らかにしたところによると、中国人労働者の年平均労働時間は2000~2200時間になるという英国人の昨年の平均労働時間は1677時間

中国人の労働時間の短縮化は少なくとも30年以上続いている。北京の労働経済学者の李長安(リー・チャンアン)氏は「中国人の労働時間の短縮化は1980~90年代から始まった労働法の改善、生産力の向上、週休二日制の施行などが関係している」と説明する。

中国で最もつらい立場にある労働者は、農村から都市へ出稼ぎし、過酷に搾取される「農民工」たちだ。中国政府の13年の統計によると、農民工の平均労働時間は1日8.8時間。85%近くが週に44時間以上働いている。平均月収は270英ポンド(約5万円)でしかない過労死が年間60万人にも上るという

比較的裕福な中国人たちも疲れている。ボストンコンサルティンググループのリポートによると、中国の富裕層も仕事のストレスや家事、長時間労働からくる健康問題を抱え、睡眠不足や疲労、無気力、肥満などが日常化している。リポートは「こうした問題は、特に若い世代を中心に急拡大している」と警鐘を鳴らしている。李氏は「中国の労働者は、米国や英国など先進国の同業者よりも長時間働かざるを得ないのが実情だなぜなら中国の生産効率はそうした国々より著しく劣っているのだから」と話す

参考 REcord China 2015.10.12

 

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