中国スマホメーカー市場争奪戦か?

中国メディアの証券時報は2日、中国のスマートフォン市場で激しい競争が繰り広げられていることを紹介し、「2015年は特にローエンド市場で競争が激化する見通し」と伝え、中国スマホメーカーの淘汰が進む可能性があると論じた

記事は、市場調査会社の「IDC」や「StrategyAnalytics」が発表した2014年7-9月期の世界スマホ出荷台数において、市場調査会社によって販売台数やシェアの数字が異なることを紹介しつつも、「米科技(シャオミ)」や「華為(ファーウェイ)」といった中国のスマホメーカーが大きくシェアを伸ばしたことを紹介した。

さらに、市場調査会社の「iSuppli」の王陽氏の発言として、ファーウェイの出荷台数が7-9月期に落ち込んだことについて、「シャオミが初めて四半期ベースの出荷台数でファーウェイを超えた」と伝えた。一方、ファーウェイの出荷台数が落ち込んだ理由は「競争力のない商品の販売を取りやめたことによる短期的な事象」と指摘した。

また、シャオミやファーウェイといった中国メーカーの躍進に伴い中国のローエンドおよびミドルエンドスマホ市場ではサムスンの凋落ぶりが目立つとし、「アップルと中国メーカーの両ばさみになったサムスンはシェアを落とし、営業利益も急激に減少している」と紹介した

さらに、中国スマホ市場においてシャオミファーウェイ激しい競争を繰り広げていることを指摘するも、「中国メーカー同士の競争は始まったばかり」と指摘。シャオミ、ファーウェイ、レノボが出荷台数を大きく伸ばす一方、「OPPO」「ZTE」「vivo」を販売する歩歩高(BBK)などのメーカーは苦戦が続いているとし、勝ち組と負け組が明確に分かれてきたと伝えた

続けて、キャリアによる補助金が削減された影響によって、中国のスマホ市場も成長率が鈍化していると紹介。さらに、キャリアの影響力が小さくなると同時に、優位な販売チャネルをどれだけ有しているかがメーカーの販売に大きな影響をおよぼすようになっているとし、「2015年の中国ローエンドスマホ市場は“血で血を洗う”残酷な競争が繰り広げられる可能性が高い」と論じた。

参考 サーチナ2014.12.03

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