中国の造船業→沈没

中国メディアの騰訊財経は13日、韓国の朝鮮日報の報道を引用し、2014年まで3年連続で世界一の船舶受注量を誇った中国の造船業が停滞していると伝えた。

記事は一例として、浙江省最大の造船メーカーが経営難に陥っていることを挙げた。「同社は2010年には5000人の社員を雇用し、毎年14隻の船舶を建造していた」が、受注量が減少したうえに受注単価も下落したことで経営難に陥ったという

また、江蘇省にも破産を申請した造船メーカーがあることなどを紹介し、中国では15年に入って以来、破産申請を行う造船メーカーが相次いでいるうえ受注量も急減していると伝えた。2010年には中国に3000社以上あった造船メーカーは今、100社ほどしか残っておらず、「受注があり、正常に経営できている造船メーカーは20社ほど」という。

中国の造船業が停滞している主な理由はばら積み貨物船の受注減少および円安とされる円安により、中国の造船業は日本仕事を奪われている構図だ。記事はJPモルガン・チェースのアナリストも、「ばら積み貨物船の建造は日中両国で世界の50%以上のシェアを有しており、円安は中国造船業にとって大きな圧力となっている」との見方を示したと報じた。

また、15年における日本の受注量は中国を抜いて世界2位になる見通しだと伝え、「中国を抜くのは06年以来」と報じた。一方で、韓国の造船メーカーは好調で、15年1-5月の累計受注量は前年比15%増という。

参考 サーチナ 2015.07.15

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