中国の若者→もっと日本人は尊敬すべき

最近の若いもんは…」と言われているのは何も日本人の若者だけではありません

中国人の若者層も、「80後(バーリンホウ)」、「90後(ヂウリンホウ)」などと呼ばれ、大人たちからは「駄目な若い者」という不名誉なレッテルを貼られて肩身の狭い思いをして日々の生活を営んでいます

80後、90後とは読んで字のごとく、1980年代、90年代に生まれた若者層を指すことばです。彼らはモノにもお金にも恵まれ、何の苦労も知らずに育っているので、確かにワガママで我慢が足りません。気も利きません。ということで、80後、90後には皮肉ぽい意味も込められています

同じ中国で働く、もしくは留学で来ている日本人の若者から見ても、彼らに対する評価は中国人の大人による評価と変わりません。「気は利かないしワガママだし根性は無いし」。総じて高くない評価を頂戴しているのが彼らの現状ではあります。  ですが、公共交通機関に乗っている時の彼らは別人に変身するのです。われわれ日本人が見習うべき、とびきり「リスペクタブル」な行動を見せることがあるのです

電車の中でも携帯で大声で話をするし、ゴミは散らかすしで、確かに日本人が尊敬心を抱くのにはほど遠い態度の彼らなのですが目の前に年配の方が現れると態度が豹変します。何の迷いもなく、「請座(チンヅオ・どうぞ座って下さい)」と年配者に席を譲ります。  どこかの国の若者は、電車に乗っている時に目の前に年配者が現れても、寝たふりをするのが当たり前。ひどい若者になると、目が合っても知らん顔をしている人だっています。それに比べて中国の若者層のなんと潔が良いことか! 積極的に年配者に席を譲るその態度は、「うん、なんだかんだ言っても、この国は結構凄いのかもしれない」と妙な安心感を抱かせてくれるものです

儒教思想が強いために、年配者や親を敬うという点では日本人よりずっと厳しい教育を施されていると言われる彼らです。中国人に不信感しか抱けなくなった時には、都市部の地下鉄などに乗車をしてみると良いかもしれません。  良い国際交流を実現する為には相手の長所を見るのが大切です。「中国人に疲れたら、地下鉄で若者を見る」 私が4年間の中国駐在時代に、自分を元気にする為に実践していた良法(療法?)です

参考 Sear China 2014.12.19

 

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