中国の自動車産業→もぬけの殻

中国メディアの車友網は19日、中国政府が新エネルギー車の普及に向けた政策を強化し、市場で需要が高まると同時に、「基幹技術」を持たない中国自動車メーカーの課題も露呈し始めていると論じる記事を掲載した新エネルギー車とは電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリットカーを指す

記事は、新エネルギー車産業において中国メーカーの技術力不足が産業の発展における潜在リスクの1つとなっていると伝え、すでに中国メーカーは国外メーカーからの調達に依存し始めていると論じた

さらに、中国メーカーの国外メーカーへの依存が根付いてしまえば「新エネルギー車産業においても従来の自動車産業と同じ道を辿ることになる」とし、技術不足を背景に産業の上流を完全に国外メーカーに握られてしまうと警戒感を示した

続けて記事は、新エネルギー車の販売台数ベースでは中国はすでに世界第2位の市場へと成長したと指摘し、「世界一の市場になるのも既定路線だがその裏で中国メーカーには新エネルギー車における技術が不足しているという問題が存在することは見落とされがちだ」と論じた

さらに、電気自動車の基幹部品について、「電池」と「モーター」、さらに「制御機器」だと指摘し、中国メーカーが生産するこれらの基幹部品は「国外メーカーの製品に比べて明らかに見劣りする」と指摘した特にモーターにおいては中国国内には120社ほどメーカーが存在するとしながらも、うち100社は技術力が劣る弱小企業だと論じた

続けて記事は、中国国内のメーカーが生産する基幹部品は「先進性」および「信頼性」において競争力に劣るため、中国の自動車メーカーは日韓メーカーからの調達に偏重しているとし専門家からは「基幹技術を国外メーカーに握られ、産業としての発展の制約を受けている従来のガソリン車と同じ道を新エネルギー車も歩むことになりかねない」と案じる声があがっていることを伝えた。

参考 サーチナ 2015.06.24

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