中国の自動車業界に危機感→生産過剰

中国メディアの北京商報は10日、中国自動車市場の成長が鈍化していることを指摘し、「自動車業界に生産能力の過剰問題が存在するのではないかという懸念がこのほど公に認められた」と伝え、このほど開催された自動車フォーラムで生産能力の過剰が「共通認識」として認められたと報じた

記事は、中国自動車メーカーの1社である東風汽車有限公司の劉衛東副総経理が「2015年における中国自動車業界の総生産能力は4000万台を超え、15年の予想販売台数の2倍を超える見通し」と述べたことを紹介した

続けて、中国メーカーの稼働率は「深刻」だと伝え、サンプリング調査の対象となった19社のメーカーのうち15社の稼働率は50%を下回っていたと紹介中国自動車市場の成長が曲がり角に差し掛かり、成長率が3%を下回るどころかマイナス成長の恐れもあると指摘したうえで「組織再編が行われるのも遠い将来の話ではない」と論じた

さらに記事は、中国自動車市場では販売台数の伸びが予想を下回っているとしたほか、在庫が警戒ラインを上回っていることを指摘し、「自動車メーカーの生産能力の過剰問題がすでに市場に影響を及ぼし始めている」と紹介。東風日産や東風ホンダ、北京現代などの合弁メーカーはすでに生産台数を減らし始めているとした。

続けて、中国自動車市場が減速していることを背景に、「中国市場の成長はまもなく曲がり角に直面するというのが業界内の予測」と伝え東風汽車有限公司の劉衛東副総経理は「15年の成長率は3%を下回り、マイナス成長となる恐れもある」と見ていることを紹介した

参考 サーチナ 2015.06.16

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