中国の経済に負の連鎖

中国国家統計局は1日、2月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が49・0だったと発表した1月より0・4ポイント悪化し、好不況の判断の節目となる50を7カ月連続で下回った

英調査会社マークイットも1日、独自に調査した2月の中国PMIが48・0だったと発表。1月の48・4より悪化し、12カ月連続で50を下回った

 議長国を務めた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、中国経済のテコ入れ策がなかった失望感から、2月29日の上海総合株価指数は急落し、約1カ月ぶりの安値をつけた

 中国人民銀行(中央銀行)は追加金融緩和を実施したが1日の上海株は取引開始直後に急落、その後も前日終値近辺でもみ合うなど反応は限定的だった

一方、人民元は2月29日の追加緩和発表直後に3週間ぶりの安値をつけ、「通貨の競争的な切り下げを回避する」とのG20声明を裏切った

 1日には対ドルでの基準値を元高に設定するなど買い支えに必死だが手詰まり感が強まっている

夕刊フジ2016.03.01
images (3)images

【関連する記事】