中国から資金流出→約65兆円

中国メディアの前瞻網は19日、米金融大手のJPモルガンの分析を引用し、「過去15カ月で中国から流出した資金は5200億ドル(約64兆5835億円)に達した」と紹介する記事を掲載した

記事は、中国商務部によるデータを引用し、2014年における対中直接投資の実行額は前年比1.7%増の1195億6000万ドル(約14兆8492億円)に達し、米国や欧州連合、ロシアなどへの直接投資額を上回ったうえ、開発途上国のなかで23年連続で1位となったと紹介

一方、15年の対中直接投資の実行額は「楽観視できる状態」にはないとし、中国経済の減速および中国株式市場における急落の影響によって「中国から資金を引き上げようとする動きが見られる」と報じた

続けて、米金融大手のJPモルガンが17日に報告を発表し、15年第2四半期に新興国から流出した資金の規模は1200億ドル(約14兆9039億円)に達し、09年以来最大となったことを紹介。さらに、JPモルガンは「流出した資本の大半は中国からのもの」と見ていると報じた

さらに、中国政府は15年1-6月の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比7.0%増だったと発表したことについて、JPモルガンは「第2四半期に中国から資金が流出したのは投資家が中国の経済成長を悲観的に見ているため」と分析していると伝えた

また、JPモルガンの分析として、「過去15カ月で中国から流出した資金は5200億ドルに達した」と紹介し、同金額の規模は2011年から中国に流入したすべての資金と同額であると指摘。中国経済の成長が鈍化し始めたのも11年からだったと論じた。

参考 サーチナ 2015.07.22

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