中国「一人っ子政策」の廃止決定

中国が人口抑制のために36年間続けてきた「一人っ子政策」を完全に廃止し、すべての夫婦に子どもを2人まで認めることを決めました。発表から一夜明け、国民の間には戸惑いが広がっています

29日、閉幕した中国共産党の重要会議「5中総会」は“バランスの取れた人口の発展を促進するため”として、1979年以来続けてきた「一人っ子政策」を廃止し、すべての夫婦に子どもを2人まで認める方針を発表しました

30日朝の新聞各紙は一斉に「深刻な高齢化」や「労働人口の確保」など、政策転換の必要性を報じています

中国政府は2013年に夫婦のどちらかが一人っ子であれば2人目を生めるという緩和策を打ち出しましたが、結果的に生まれた子供の数は予想を大幅に下回っていて、今回の決定がどれだけの効果を生むかは未知数です

今さらいわれても準備できない。もっと早く政策を出してくれたらよかった」(一人っ子の母)
「2人育てるのは経済的に大変です。働く女性も多いので、2人目を欲しいと思わないのでは」(2人の子を持つ母)

インターネットの掲示板でも「2人生めと言われて生めるものではない」「政府が金を出してくれるなら生んでも良い」など、主に経済的な理由を挙げて政策を批判する書き込みが目立っています

参考 TBS系JNN 2015.10.30

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