中国→CO2総量削減

中国政府は30日、地球温暖化を防ぐため、二酸化炭素(CO2)の排出量を2030年ごろをピークに減少させる目標を前倒しで達成する方針を掲げた文書を、国連に提出した中国が総量削減に踏み込むのは初めて。文書は、国内総生産(GDP)当たりのCO2排出量を05年に比べ60~65%削減することも盛りこんだ

中国は世界の排出量全体の約4分の1を占める最大排出国であり、その動向に世界の注目が集まっていた。年末にパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)では、インドや中国などを含めたすべての国が参加する新枠組みの設立が目指されており、中国の新目標の表明は、まだ削減目標を提出していない新興国・途上国に影響を与え、合意にはずみがつくことも期待される

中国政府は、数値目標と併せ、30年ごろまでに全エネルギーに占める非化石燃料の利用率を20%に引き上げ、森林によるCO2吸収源を45億立方メートルに拡大することも発表した

政府は、6月下旬には削減目標の達成に向けてエネルギー効率の向上や再生可能エネルギー分野で41兆元(約800兆円)の投資が必要と見通していた

11~12月にパリで開かれるCOP21に向け、米国や欧州連合(EU)などが相次いで具体的な削減目標を公表している日本も30年に排出量を13年比で26%削減する目標を7月中旬にも国連に提出する方針

参考 毎日新聞 2015.07.01

【関連する記事】