中国→製造コストは世界的にも高水準

中国国内における人件費が近年、上昇していることについて中国メディアの中国投資咨詢網は11日、「中国の製造業のコストは国際的にいかほどの水準にあるのか」を論じる記事を掲載した

記事は、中国の大手家電メーカーであるハイアール・グループの張瑞敏CEOが2014年、「中国での製造コストは米国より20%高い」と述べたことを紹介したほか、台湾の電子機器受託生産(EMS)大手であるフォックスコンがインドに工場を建設することを検討しているという報道があることを伝え、「中国からメーカーが工場を移転させている」と報じた

続けて、中国の製造業におけるコストは世界的に見て、いかほどの水準にあるのだろうかと疑問を投げかけ、中国のコンサルティング会社である中投顧問の研究員の話として「中国の製造業のコストは世界的に高い水準にあるうえ、近年はコストが上昇し続けている」と指摘。さらに、その背景として「年平均20%の割合で人件費が上昇していること」や「資金調達コストの上昇」を挙げた

さらに、ハイアール・グループの張瑞敏CEOが述べた「中国の製造コストは米国より20%高い」という点について、米国の製造業では人件費自体は中国より高いとしながらも、米国では中国よりも機械化が進んでいることを指摘。さらに中国では近年、地価が上昇したことで土地や建物の賃貸料が上昇していることを挙げた

また記事は、EMS大手のフォックスコンがインドに工場を新設する計画との報道について、中投顧問の研究員が「中国の製造業のコストが高すぎることを示すもの」としたことを報じ、コスト上昇がメーカーの利益を圧迫していると指摘した

参考 サーチナ 2015.06.18

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