中国→肺がん大国になりかねない

香港メディア・鳳凰週刊は11日、中国が世界一の「肺がん大国」になるかもしれないとする記事を中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に掲載した

記事は、中国では毎年新たに悪性新生物(悪性腫瘍)の症例が312万件しており、死者数は200万人を超えていると紹介

なかでも肺がんの症例が急増しており、肝がんに代わってがん罹患率や死亡率のトップになったとした。また、北京や天津など大気汚染によるスモッグが多発している地域の肺がん罹患率が全国平均より明らかに高いことも明らかになり、非喫煙者や副流煙への接触が少ない患者数が増加していると伝えた

関心が高まっている環境汚染に起因する疾病にかんする報道に、多くの中国人ネットユーザーが関心を寄せた。そして、「スモッグをなくし、公共スペースの喫煙を制限しなければ、悲劇はますます進むことになる」などといったコメントが寄せられた。

また、「酸素ボンベを背負って生活すれば、体の鍛錬にもなる」、「防毒マスクやポータブル測定器を肌身離さず携帯する必要がある」といった感想を残すユーザーもいた。

そして最も印象的だったのは、「北京で生活するのは、戦場にいるようなもの」といったたぐいのコメントだ。

確かに、大気汚染がひどい北京や天津は、自分で何か身を守る手段を取らないと、自分の体に危害が及ぶリスクが高い。「戦場」というのは言い得て妙といったところだ。ただ、物理的な戦闘とは違って、一撃で目の前の敵を倒すようなことは不可能だ。なかば目に見えないほどゆっくりと「攻撃」を仕掛けてくる「見えざる敵」との戦いを強いられることになるわけで、その攻略は非常に困難だ

「戦場」になってしまった北京から撤退するのか、一致団結して果敢に「敵」に立ち向かってきれいな青空と健康を取り戻すのか

国や地方の政策もさることながら、市民、国民一人ひとりが真剣に考えなければならない

参考 サーチナ 2014.12.17

【関連する記事】