中国→米仏露に次ぐ原発大国に

中国政府は27日、中国の原子力発電に関する初の白書を発表した

白書は、国内の原発建設を加速して2020年までに発電量を現在の2倍以上に増やすほか、原発の海外輸出などを通じ、30年までに「原発強国」の実現を目指すとしている

中国政府が、国内の原発基数などを公式に明らかにするのは初めて。習近平(シージンピン)政権はアジアと欧州を陸海のシルクロードで結ぶ巨大経済圏構想「一帯一路」を軸とした原発輸出に力を入れており、中国の原発政策の安全性や透明性を主張する意図があるとみられる

白書や関連資料によると、中国国内では1月現在、沿岸部の7省1自治区で計30基の原発が稼働しているほか、24基を新たに建設中という。稼働中の原発基数としては、米国、フランス、ロシアに次ぐ世界4位となる。30基の総発電量は2831万キロ・ワットで、20年までに計5800万キロ・ワットの発電量を達成するとしている。

中国は11年の東京電力福島第一原発事故後、原発の稼働・建設を一時見合わせていたが、安全が確保されたとして、昨年は8基の建設を許可し、福建省で国産原子炉「華竜1号」建設にも着工した。原子炉技術の英国への導入や、サウジアラビアでの原発建設協力など輸出攻勢も強めている。

 参考 読売新聞 2016.01.27
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