中国→日本と戦うことは少しも価値がない

日本と戦うことは戦略上少しも価値がない―中国共産党中央委員会機関誌「人民日報」の国際版「環球時報」がこのほど、こんな社説を掲載した。これに中国のネットユーザーは戸惑いの色を隠せず、日本のネットユーザーも真意を測りかねてか、さまざまに反応している。

環球時報は社説でもしも日本とだけ戦うのであれば、中国は『歯には歯を』で対応できるが中国は世界を相手にしており、日本だけを相手にすることは戦略上、何の価値もない」と主張「日本に勝っても負けても、中国にとって戦略上大きな意味はない」と強調した

ダウンロード (7)

中国共産党の“お墨付き”とも受け取れる社説が中国の掲示板サイトで紹介されると中国のネットユーザーは、ちょっと驚いたよう。「どうしたんですか?日本車の破壊はもうやめるんですか?」「あれ?釣魚島(尖閣諸島の中国語名)は?争わなくていいのか?」「日本と戦うことに戦略上の価値がないって、つい最近、軍事パレードをやったばかりじゃないか」といったコメントが寄せられた。

対日姿勢の転換との理解も少なくなく、「日本だけじゃなく、フィリピンやベトナムなどの小国とも戦えないだろ」こういううそくさい外交をするから、中国を支持してくれる国がなかなか見つからないんじゃないかな」「風見鶏ということだな」など、社説に批判的な意見も目立った。

一方、日本のネットユーザーは米国との関係が影響しているとして、「日本どころじゃないよね。米国が本格的に南シナ海に乗り出そうとしているんだから」「今までは、オバマを抑えてると思ってたから、一番の強敵は日本と思ってたら、アメリカが出てきそうな雰囲気になったので、矛先を変えるしかなくなったのだろうね」「先日の(習近平=シー・ジンピン=国家主席)訪米中にアメリカから警告されたんじゃないか」などと指摘

さらに、中国経済の低迷と結び付け、「日本の協力なくして、国内の経済を立て直せないからだろ以前なら強く出たら日本は引いたが、今は強く出るほど反発は強くなり、簡単に憲法改正まで突き進んでしまうから」「日本の資金を期待しての発言だと思うが、いまさら投資が増えることはないだろうな」などの見方もあった

参考 Record China  2015.10.18

 

【関連する記事】