中国→新経済モデルへの転換

中国から良いニュースが届いた。7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は2009年以来の低い伸びにとどまったが、堅調なサービス業と底堅い個人消費を支えに市場予想は上回った

今回のGDP統計は習近平指導部が10兆ドル(約1200兆円)超の規模を誇る中国経済を、投資・輸出から個人消費・サービス業主導のより持続的なモデルへの転換を進めていることを示した。これはあまり良くないニュースでもあり、中国が再び世界経済のけん引役としての役割を果たすと期待している政策当局者や投資家はがっかりすることになるだろう

ソシエテ・ジェネラルのアジア太平洋担当チーフエコノミスト、クラウス・バーダー氏(香港在勤)は、「中国経済が工業部門の成長から小売り・サービス業の伸びに軸足を移すリバランスは世界経済にとってプラス材料ではない」と話す

これは中国製造業のサプライチェーンで外国企業が大きな存在感を示す一方、多くのサービス業種では脇役にとどまっているためだ

参考 Bloomberg  2015.10.20

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