中国→投資の新時代!

中国紙「科技日報」は3日、「全世界が『中国投資』の新時代を迎える」と題する記事を掲載した。世界最大の投資受け入れ国である中国が、「資本の輸出大国」にもなったことを紹介した

最近数年にわたり、中国企業による国外における大型買収の話題が続いている中国海洋石油総公司によるカナダの石油大手ネクセン買収、安邦保険による米ニューヨークの名門ホテル、ウォルドルフ・アストリアの買収、陽光保険集団傘下会社による米ニューヨークのバカラホテルの買収、弘毅投資による英国のピザ・チェーンのピザ・エクスプレスの買収などだ

中国政府は2000年ごろから、自国企業の海外投資を奨励してきた当初は主に、国有企業が乗り出したが、最近では会社規模を拡大させた民間企業による海外投資も目立つようになった海外企業のブランドや技術を得ることが目的だ

分野としては、全体的に石油など鉱物資源関連が目立つがそれ以外にも機械、食品、電子、物流などへと、中国資本は多くの分野に向っている。そのため、世界各地で中国資本のさまざまな業界における影響力や発言力が増大しつつある

中国企業が海外投資についてこれまで以上に力を入れていることは、自国の人口増加にブレーキがかかるなどで、「人口ボーナス」が望めなくなったことに関係している。「世界の工場」から「世界に向けた投資者」への変換だ

ただし実際には、中国における「投資立国」の動きは、単純な「製造から投資へ」という転換ではなく、製造と投資が相互に促進しあう構図だという。世界四大会計事務所とされるKPMG(本社・アムステルダム)は最近になり、中国の対外直接投資はすでに「新常態」になったとの見方を示した。

中国資本は「核心的競争力」を得て、自らの企業価値を高める目的で、今後も対外投資を続けると見られる。KPMGは、中国にとって海外投資は自国の経済パターンを変化させ、経済の質を高めることに貢献するとの考えを示した。

参考 サーチナ 2015.04.04

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