中国→あれほどいた労働者はどこへ?

中国メディアの環球網は23日、韓国メディアのソウル経済の報道を引用し、韓国企業が中国国内で労働者の確保に苦しんでいると報じた。  記事は、韓国のタイヤメーカーであるハンコックタイヤが重慶市に建設した工場で「労働者が確保できずに手を焼いている」と伝え、工場から周辺200キロ以内の職業訓練学校などで探してもほとんど応募がない状況と伝えた。その後、募集の範囲を工場から4-500キロ離れた場所まで拡大したことで何とか労働者を確保できたと紹介した。  続けて、労働者の確保が難しくなったのは製造業だけではないとし、「韓国のウリィ銀行の重慶支店でも同様の困難に直面している」と指摘韓国語のできるスタッフどころか、普通の大卒生すら採用できない状況と伝え、「中国に進出している韓国企業にとって人材確保が大きな問題になっており、特に中小企業はその傾向が強い」と論じた。  さらに、「以前はあれほど多かった労働者はどこに行ってしまったのか?」と疑問を呈しつつ、重慶など中国西部の都市で大型スーパーを建設する計画を進めている中国最大の小売り企業は各店舗で4-5000人規模の採用を行う計画と紹介。さらに、インターネットや不動産といった産業が製造業界から人材を吸い上げていると伝えた。  続けて記事は、韓国の中小企業は中国の沿岸部から中西部へと工場を移転させていると伝え、「表面上は中西部の市場に攻め込むため」と見えるもののもはや中西部の人件費も高く、競争力にはつながらないと指摘。韓国の専門家の発言として「中国の中西部地区に進出する韓国企業にとって、いかなる経営戦略よりもまずは人材の確保が最重要となっている」と論じた

参考 Sear China  2015.05.25

 

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