不眠症の原因を探れ!

「眠ろう、眠ろう」と焦るほど眠れなくなり、それならばちょっと起きていようと部屋の明かりをつけたら、本格的に眠れなくなった――こんな悪循環に陥ったことはありませんか? なぜ、人は眠れなくなるのでしょうか

不眠で悩んでいる人は早めに医師に相談を

眠れない日が続くと、「不眠症かも……」と思ってしまいますよね。でも、不眠症にはちゃんとした定義があって、自己判断をしないほうがいいということをご存じですか?

厚生労働省のホームページによると、

長期間にわたり夜間の不眠が続き

日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する

このふたつの症状が認められた場合に「不眠症」と診断される、とあります

眠れなくなると、「早く寝なければ」と自分を追い詰めるようになり、精神的なプレッシャーから、より一層不眠が悪化することもあると言われています

そのため、自己判断で不眠症だと思い込む、不眠症の対処法を自己流で行う、このふたつにはくれぐれも注意しましょう。睡眠に悩みを抱えている人は、早めに専門医に相談することをおすすめします。

不眠症の原因は?

不眠症の原因にはどのようなものがあるのでしょうか? 睡眠の世界は最新技術を使った研究により新発見が相次いでいる状態です。最新情報とあわせて、考えられる原因を紹介していきます。

オレキシンというホルモン

最近、不眠症の原因として注目を集めているのはオレキシンという物質です。これは覚醒をもたらす作用のあるホルモンで、不眠症の人は「オレキシンが脳内で過剰に分泌されている」ことがわかったそうです

なぜオレキシンが過剰に分泌されるのか、現時点では解明されていませんが、不眠症で苦しんでいる人にオレキシンの働きを抑える薬を処方したところ、睡眠が改善されたそうです

昼寝が不眠症の原因に?

昔から言われている原因に生活習慣の乱れがあります。生活習慣とは簡単に言えば、その人の生活スタイルのこと。人の生活スタイルはさまざまで、朝起きるのが当たり前の人がいれば、夜勤などで夕方に起きることが普通の人もいます。

その生活習慣によって不眠になるというケースがあるようです。たとえば、朝起きる日もあれば、夕方になってから起きる日もあるという人は、体内時計が狂ってしまい不眠になることがあると言われています。

昼寝も不眠の原因になります。「最近、夜に熟睡できなくて……」という人に生活スタイルを聞くと、昼間に1~2時間たっぷりと昼寝をとっていたなんて話もあります。これでは夜の睡眠に影響が出るのは明らかですよね

睡眠環境にも注意しよう

最後に挙げるのは睡眠環境です。私たちは日中、大量の光を浴びて生活しています。活動する日中であれば、それは問題ありませんが、夜も煌々と照明が輝く部屋の中にいると、不眠の原因になることがあります

脳と体が「日中」と勘違いして、睡眠モードに入れなくなってしまうのです

眠れない夜にやってほしいこと

不眠症の人に限らず、健康な人でも眠れない夜というのはあるものです。翌朝が早いからどうしても眠りたいというときに限って、そんな日はやってきたりします。

そんなときにおすすめの方法をご紹介します。まずは布団の中で、鼻呼吸を意識しましょう。鼻で呼吸を繰り返すと体がリラックス状態に入ると言われています

続いて、鼻呼吸をした状態で口を開けます。理由は、顎に力が入った状態だと眠りにくいと言われているからです。このとき、口で呼吸してしまうと少しずつ覚醒モードに入ってしまうので気をつけてください

これでも眠れないときは、「あいうえお」など、特別に意味を持たない言葉を心の中で繰り返しつぶやくと効果的と言われています

photo by pixaba

提供元:    nemgym 2016.04.13

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