ロシアの鉄道計画→中国落札

中国の中鉄二院工程集団とロシア企業によるコンソーシアムがロシアの首都モスクワとタタールスタン共和国カザンを結ぶ高速鉄道プロジェクトを落札したことについて、中国メディアの経済日報は23日、「中国にとって極めて大きな意義のあるもの」と高く評価する記事を掲載した

記事は、ロシアの高速鉄道プロジェクトを中国が受注したことについて、海と陸のシルクロード経済圏の構築を目指す中国の「一帯一路」戦略の推進において、非常に重要なプロジェクトになると期待を示したさらに、高速鉄道だけでなく、ほかのインフラ輸出においても模範的なプロジェクトとなると指摘した

続けて、モスクワからカザンまでの770キロメートルという距離を最高設計時速400キロメートルで結ぶことになると伝え、「時速400キロメートルで走行できる高速鉄道を持つ国は世界にも数えるほどしかない」と主張。また、国外の一部の企業は中国と同様に先進的な技術を有しているとしながらも、「国外の技術は一部に特化していることが多いが、中国は制御システムや通信技術、施工、運営管理など幅広い分野で、自主開発の高い技術を持つ」と主張した

さらに、中国高速鉄道の営業距離は世界一であり、「建設や運用面での経験も極めて豊富」と主張。また、ロシアは国土の大半が寒冷地であるため、高速鉄道の建設および安全な運用には高い技術が求められるとしながらも、中国は黒竜江省ハルビン市と遼寧省大連市を結ぶ高速鉄道で充分な実践を積んでいると主張した

また記事は、価格や資金面においても「中国高速鉄道のほかの高速鉄道に対する優位は明らか」と主張西側諸国の制裁と国際原油価格が低迷している今、ロシアにとっては資金面の問題があるとしながらも、「中国は金融面での支持を拡大させているうえ、アジアインフラ投資銀行(AIIB)のほか、新開発銀行(BRICS銀行)やシルクロード基金との協力がロシアの高速鉄道プロジェクトをサポートすることになるだろう」と期待を示した

参考 サーチナ 2015.06.26

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